薬の効かない耐性シラミ

しぶとい理由がちょっとわかる

アタマジラミや毛ジラミなど、ヒトジラミと呼ばれる種類は、ヒトからの吸血のみで今まで生き延びてきており、他のほ乳類などには寄生しないそうです。

つまり、人間への依存度の高い吸血昆虫。
なのに、近年、数が減るどころか被害件数が増えています。

それだけ、簡単に絶滅させられないしぶとさを持っているとわかりますが、それを決定づける要因として、耐性シラミといわれるものが増えてきている事が問題視されています。

この耐性シラミというのは、シラミの種類ではなくアタマジラミや毛ジラミなどの中でも、さらに、殺虫剤に対しての抵抗力を持ち合わせているタイプの事を言います。

殺虫剤と言えば、ピレスロイド系でおなじみのフェノトリンです。

フェノトリンがシラミ駆除剤に用いられるようになる前、白花虫除菊(シロバナムシヨケギク)に含まれるピレトリンという成分が虫除けに有効と分かったところから始まり、その成分を用いて蚊取り線香が開発された事に由来するそうです。

このピレトリンという成分を化学的に合成して作られたのがピレスロイド類に属するフェノトリンだそうです。

一応、ほ乳類や鳥類などに対する毒性は比較的弱いとは言え、昆虫や虫類には、毒性の強いものなので、効き目も安全性も微妙な殺虫成分を用いるというのは、リスクを伴う事になるのではないでしょうか。

その点、殺虫剤成分を使用せずに、シラミの駆除を可能とするシラミンをはじめとする新しいタイプのシラミ駆除剤なら耐性シラミなども気にせず使用する事が可能です。